ミネラル系サプリメントの副作用
サプリメントでミネラルを取り入れたいという場合、副作用の心配はどうでしょう。体内のミネラルが多過ぎることによる副作用は、十分に警戒しなければなりません。人が生きていくために食事から補給する栄養は様々なものがあり、ビタミン、ミネラル、脂質、糖質、タンパク質に分類されます。他の先進国と比較すると、日本の３大栄養素の摂取量はかなり多い方です。ですが、身体機能を保つために必要なビタミンやミネラルの補給量が少なく、運動によって消費するエネルギー量も足りないといいます。体内に必要な栄養素が足りなくならないよう、ビタミンやミネラルを含む料理をすることが理想的ですが、時間の都合などでできない人もいます。サプリメントを使えば、足りなくなりやすいピタミンやミネラルを気軽に補給することができます。サプリメントは手軽に栄養摂取ができますが、たくさん飲み過ぎて副作用が出る危険性もあります。飲み過ぎると体によくないミネラルは、意外と多いことは知っておきましょう。特に摂りすぎると副作用が出やすい成分としては、カルシウム、葉酸、ビタミンＡやＤ、ヨウ素があります。脂溶性ビタミンの１つであるビタミンＡには、レシノールやβカロチンが多いですが、摂りすぎると吐き気や発疹、疲れやすさなどの副作用があります。乳幼児が大量にビタミンＤを摂取すると、ビタミンＤの影響でカルシウムが血管などにつきすぎてしまう場合があります。肌のかゆみの原因が、ナイアシンの摂りすぎということもあります。特にサプリメントでミネラルを補充するという場合は、副作用のリスクを抑えるため飲みすぎに注意しましょう。